Archive for the ‘合コン’ Category

結婚しよう。

金曜日, 7月 13th, 2012

合コンどころか、もう男なんか信じないと頑なになってしまった彼女を
その日のうちに俺の彼女にしたいと思ってしまいました。
でも、今は言うべき時ではない。
そう思ったので、「もしまた偶然会うようなことがあったらデートしてみない?」
と話しておきました。
だって、同じような場所が好きなのだろうから。

不思議なことに、その後も何度か彼女と偶然会いました。
カップルらしきことをした訳じゃないですが、普通に友達のように話す時間を持ちました。
こういう付き合いは俺にとっても初めてでかえって新鮮だったのです。

連絡先を交換した訳じゃないのに、
偶然に顔を合わせてその場で行動を共にするってなんだか面白いですよね?
だから、俺は真剣にこう言いました。

「結婚しよう。」

付き合おうではなくていきなりこの申込みでした。
それが合っていると思ったからです。
連絡先も知らないのにデートをしているカップルなんて世の中にそうそういないと思いました。
それでもこの関係が続いているって、やっぱりそういう運命なんじゃないかと。

もしかしたら素敵な勘違いだったかもしれません。
最初に感じた“気に食わない女”という印象は既になくなっていました。
出会いが最悪でしたから、それ以上悪くなることもなくて。

妻は驚いていましたが、その日のうちに承諾してくれました。
そして、その後に初めて連絡先を交換したのです。
それから1年半くらい恋人期間を楽しみました。
それは妻の願いでした。

最悪の出会いが良い縁になる事はあまりないかもしれません。
でも、俺のような偶然もあります。
だから、どんな縁でも恨むことなく大切にした方がいいのかもしれませんね。
友達に話すとなんとも説得力のない話だと言われますが、
世の中には嘘のような本当の話が沢山転がっていると信じています。

俺と妻の不思議な出会いのような話しが。

急接近した2人

水曜日, 7月 11th, 2012

偶然を装っているのではないかというのは言いがかりでした。
同じ日に合コンに参加していた友達からその話を聞き、俺はものすごく憤慨しましたよ。
挨拶してやっただけでも有難いと思えと…。

そして、またもや偶然に会う時がありました。
その日は変な言いがかりはやめてもらいたいと一言言ってしまいました。
濡れ衣を着せられるのも嫌ですしね。

“気に食わない女”をどこかの店に連れて入るのも嫌だったし、街中で注意しましたよ。
そうしたら、なんと彼女が泣き出したのです。
なんだか女を泣かせている彼氏みたいな感じになってしまいました。
正直“勘弁してくれよ”とその場から逃げたいくらいでしたよ。

でも、彼女は泣き止んでこう言いました。

「どこかでお話しませんか?」

時間はあったのでコーヒーショップで話をすることにしました。
それまでの彼女が演技だったかのように平謝りをされました。
“なんだこの状況!”と心をかき乱されながらも、彼女の話を聞いていました。

彼女は勝気ではあるけれど、
合コンには参加したことが過去に一度しかなかったそうです。
その合コンでは所謂イケメンが声を掛けてくれて、
積極的にプッシュされて心を奪われてしまったのだそうです。

「結婚したら幸せだろうな」とか「○○ちゃんといると落ち着く」とか
いいことばかりを言われて天にも昇るような気持ちになった矢先の事でした。
付き合い始めて2ヶ月、「オマエみたいなブスと付き合う訳がない」
と突然捨てられて傷ついてしまい…。
もう二度と合コンには参加しないと誓ったのに、
どうしても頭数が足りないからと先輩に頼まれて参加したのが俺と出会った合コンでした。

イケメンとは思っていませんが、割と女子にはモテていた方だと自分でも思います。
だから、絶対に騙されたくないと去勢を張って嫌われたかったと。
なんだかめちゃくちゃな言い訳にも聞こえましたが、
そこまで俺をイラッとさせようと頑張った彼女を守りたくなってしまいました。

書いてしまえば短いですが、話ベタな彼女は1時間以上掛けてこの話をしたのです。
俺もよく最後まで話を聞いたなと思うのですが、
これが運命として決められている縁なのだと今は言えます。

気に食わない女

月曜日, 7月 9th, 2012

男なら誰しも感じたことがあると思いますが、“無性に気に食わない女”っていませんか?
俺がそう思ってしまうのはとにかく気が強くて男に負けまいと張り合っている女です。
それは今でも変わっていないと思います。
しかし、その“気に食わない女”と結婚しました。
不思議ですよ、結婚相手と出会う時って。

妻と出会ったのは、彼女いない歴2年になった頃に頻繁に通っていた合コンでした。
彼女が欲しいなと思うと同時に、年齢が28歳だったということもあって
“次に付き合うなら結婚したい”と考えていました。

婚活をしているという気負った感じではありませんでしたが、
ノリの良い子よりも落ち着いた感じの女性を目で追うようになりました。
“こんな人と結婚したら穏やかな生活が待っているかも!”と思わせる人って必ず1人はいるんです。
あまり合コン慣れしていなかったり、乗り気がないのに連れてこられてしまったという感じだったり。

打ち解けた頃に接近するのは、そのグループの中でも控えめな女性にターゲットを絞っていました。
今までの恋愛が激しかったので、単に癒されたいと思っていただけかもしれませんが。
でも、自分が派手めな感じなのでことごとく打ちのめされていました。
結婚を視野に入れると恋愛って難しくなるなと感じていた矢先の事でした。

その日もめげずに合コンに参加しました。
乗り気ではない女性にターゲットを絞ると、いきなりガツンとハンマーで叩かれた感じになりました。
確かに乗り気ではない感じだったのです。
ただ、その女は俺の考えを見透かしていました。

「結婚相手に出来る女を探してるでしょう?
私は今日は乗り気がないだけ。慣れていないと思ったら大間違いよ!」

って、まだそんなに会話もしていないのにいきなり言われました。
他の人もいるし、その場の空気がこれ以上悪くなったらいけないと思って抑えました。
二度と会うこともないだろうし、その場を乗り切ればイラつくこともないだろうとも思いましたしね。

それが、縁のある人って偶然なのか必然なのか接点があるんですよ。
その“気に食わない女”とは合計で5回も街中で会いました。
お酒も入っていないし、知らない顔でもないので挨拶くらいはします。
それは大人のマナーとしての範疇です。
でも、彼女は“偶然を装って近くにいる”と勘違いしてくれたのです。

実のなる結婚へ

水曜日, 6月 6th, 2012

のんびりした性格の私達が、共同で農業を始めて1年が過ぎました。
農家の人ほどではないですが、1年でもそこそこ形になるものです。
すっかり農業カップルとして周りでも認められるようになりました。
他の農園を持っている方とも親しくなり、沢山の情報交換をしてきました。

野菜も愛もじっくり育ててきたので、ここら辺でしっかりと男のけじめをつけなければならないなと思いました。
プロポーズをするなら、出会ったこの場所でしたいと考えました。
だから、農業合コンを主催してくださっているこちらの農園の方々と、農業をしていく上で親しくなった方々に協力をして頂きました。
自然の中でのプロポーズ作戦は、私にとっては結婚式よりも気合いが入っていたかもしれません。

準備を着々と進め、私達が管理する農園で結婚を申し込みました。
彼女は頬に土をつけたままで応じてくれました。
関係ない感じで土いじりをしていた周りの方達が、OKの瞬間に盛大に盛り上げてくれました。
最高のプロポーズだったと自負しています。

女性に対して全く免疫がなく、一生独身でいても仕方がないと諦めていた私。
好きなものを通じて、最愛の人と結婚という実をつけることが出来ました。
結婚を決めるまでの1年間は、自分の中でも大きく飛躍した1年だったと思います。

結婚して10年が経ちました。
彼女も私も程良く歳を取りました。
残念ながら、現時点では子どもに恵まれておりません。
チャンスがないわけではありませんが、2人だけの生活もいいかなと思っています。
そこで、結婚10年目に改めてプロポーズをしました。
私と一緒に田舎暮らしを始めませんかと。
あの頃よりも農業に詳しくなった私達は、田舎での自給自足に向けて準備中です。

結婚はしてもしなくてもいいかもしれません。
私もそう思っていました。
結婚することだけが人の幸せではないのだと。
でも、あの頃の私に言いたいです。
結婚した方があなたは幸せだよと。
あと少しで最愛の人に出会えるのだから、諦めてはいけないよと。
結婚して本当に良かったと思っています。

のんびり育てる愛

水曜日, 6月 6th, 2012

婚活とは違うコンセプトで行われている農業体験では、以前より本格的に農業を教えて頂くことが出来ました。
2人で作業をするという趣旨のものではありませんでしたが、前回のことがあったので農業話に話が弾んだのです。

その後2回の農業講習があったので、その日程は合わせて行くことにしました。
あの自然の中で彼女と同じ時間を共有しているといことに喜びを感じていました。
もしかしたら、この感情が恋愛感情なのかもしれないと思いましたね。

今まで女性に積極的になれなかった私ですが、この空の下では女性と楽しく過ごせることが分かりました。
それまでは本当の自分が出せない環境だったから、女性に対しても消極的だったのだと気付かされました。

農業にのめり込んでいった私は、そこで農園をレンタルすることにしました。
車で行けば、そう遠い距離でもなかったので。
そして、彼女にも一緒に野菜を育てないかと誘ってみたのです。

私と同じように農業にのめり込んでいった彼女は、迷うことなく「一緒にやってみたい」と言ってくれました。
曖昧かもしれませんが、これが私達の付き合う合図だったかもしれません。

休日は一緒に農園に出掛け、土いじりをして美味しいものを食べて帰ってくるようになりました。
世間ではこれをデートと言うのでしょうか?
恥ずかしくて街でのデートはなかなか誘えませんでしたが、農業デートなら誘うことが可能でした。

あまりにも単調なデートが続いたので、彼女に聞いてみたことがあります。
本当は映画デートやお洒落なディナーデートを楽しみたいのではないかと。
彼女は私よりも13歳年下でしたから、本来ならそちらのデートの方が自然なのではないかと気持ちが揺らいだからです。

しかし、「こんな楽しいデートを今までしたことがない」と言ってくれました。
実家が田舎だったので、街よりも自然たっぷりの場所の方が好きだったようです。

普通のカップルのような情熱的なお付き合いではないですが、
私達はスローライフというキーワードの元で愛を育んでいきました。
野菜はのんびりと気持ちを込めて育てると美味しくなります。
彼女との愛ものんびり育てることで熟していったのだと思います。

楽しい趣味合コン

水曜日, 6月 6th, 2012

女性に大して積極的になれない男性は、
“草食系男子”という言葉が出て来てからどんどん増殖しているようです。

私が20代の頃にはそのような言葉はなかったのですが、
40代に突入した今も草食系である事には変わりがないです。

彼女がいないことで寂しいと思うことはありませんでしたが、
仕事が終わって家に帰ると誰もいない寂しさは年々募っていきました。
これは“家族が欲しいと心のどこかで望んでいるのだろうか”と考えた私は、
初めて婚活をしてみようという気になったのです。

そうは言ってもどのような婚活が合っているのかが全く分かりません。
色々な方法がありますが、女性と話すことが苦手な私に合うものがあるのだろうかと躊躇してしまいました。

インターネットで調べているうちに、農業体験が出来る合コンというものを見付けました。
これなら自然体でいられるかもしれないと思いました。
農業なんて大掛かりなものではありませんが、土いじりをするのが好きだったからです。
ベランダには沢山のプランターを並べ、トマトやナスやきゅうりなどの育てやすい野菜を育てていました。
ハーブも数種類育てていました。
生活の為という貧乏臭い理由で始めたことですが、土をいじっている時間が満たされる時間でもありました。

この際だから、農業の基本を学んでみようかなという軽い気持ちになれました。
好きなことをやりながらだと、普段は対面で話すのが苦手な女性でも会話が成立しました。
その農業合コンの為に半日は費やしました。
農業だけではなく、ランチもついていたので楽しい1日が過ごせました。

彼女が出来なくてもいいかなとその時は思いましたよ。
楽しかったんだからそれでいいかなと。
ところが、縁というものは繋がっているものですね。

農業をもう少し体験したいと思った私は、合コンとは別に主催されている農業指導にも申し込んでいました。
そこに、合コンで自然な会話になった女性と再会することになったのです。
まるで運命に導かれるように。